レイ・チャールズの天才性と人間的なもろさを描く映画「レイ」

  • 2015.12.31 Thursday
  • 10:35




「レイ」(2004年)は、テイラー・ハックフォード監督の作品です。レイ・チャールズは、作品の公開を待たずに2004年6月10日他界しましたが、レイ・チャールズの意向が色濃く反映された伝記映画になっています。迫真の演技と呼ぶふさわしいレイ役のジェイミー・フォックスをキャスティングに指名したのはレイ・チャールズ自身でした。
監督のテイラー・ハックフォードは、レイ・チャールズと15年にわたる親交があり、密度の濃いストーリーに反映しています。レイ・チャールズの天才性と人間的なもろさが見事に描き出されているとともに、アメリカの黒人差別の歴史も浮かび上がらせています。

映画の中ではレイ・チャールズ自身の歌声も響いていますが、ジェイミー・フォックスの歌とピアノ演奏は、本人としか思えない素晴らしさです。コンサートシーンは、映画ではなく、ドキュメンタリーを観ているような臨場感がありました。

ゴスペルとR&Bを融合させた数々のソウル・ナンバーに聞き惚れ、その存在の大きさをあらためて実感しました。窓の外の鳥のかすかな羽音を聞き取るシーンが、レイの聴力の非凡さと感性の豊かさを象徴しています。感動のヒューマンドラマです。



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