映画「秘密のかけら」は、アメリカ・ショービズ界の光と闇を描く虚飾と頽廃に満ちた物語

  • 2015.12.28 Monday
  • 22:19




アルメニア出身のアトム・エゴヤン監督がトルコによるアルメニア人虐殺を描いた前作「アララトの聖母」は、自らのルーツを問う重厚な作品でした。「秘密のかけら」(2005年)は、1950年代の華やかなアメリカ・ショービズ界の光と闇を描く異色サスペンスです。

虚飾と頽廃に満ちた物語だが、とても人工的な感じがします。初めてハリウッドで撮影したエゴヤン監督は、ハリウッドの魅力の陰にある表面的な虚飾をさりげなく切ってみせます。その皮肉は、まさにエゴヤン映画です。

物語の構図は、なかなか屈折していますが、俳優たちも、これまでとは違った側面をみせます。ケビン・ベーコンがくせのある役を演じるのは、見慣れていますが、コリン・ファースがコメディから、一転暴力的になる場面は驚きました。

ラスト近くでは、さらにすごい場面があります。子どもっぽい役が多いアリソン・ローマンがベッドシーンに挑戦しています。相次ぐベッドシーンに登場する女優たちは、なかなか魅力的で大胆でした。しかし成人映画に指定されたのは理解できません。



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