映画「題名のない子守唄」、凄まじい演技、凄まじい真実

  • 2015.12.25 Friday
  • 16:57




「題名のない子守唄」は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の6年ぶりの作品です。

インターネットなどで、さまざまなネタばれ情報が流されていますが、この作品は、全く予備知識なしに見るべき作品です。ウクライナから北イタリア・トリエステにやってきたイレーナという女性の不可解な行動を、いろいろ憶測しながら見つめ続ける緊張感が、この作品の大きな魅力だからです。

ときおり襲う幻覚の痛々しさに、鋭く刺激されながらも、真相はなかなか明らかになりません。大きな謎を抱えながら、次第に映像にのめり込みます。母性愛を、こんなストーリーでみせた映画は、これまでなかったと思います。

ラスト近くで明らかにされる真実の過酷さに、身がすくみました。あまりにも残酷。しかし、ラストに暖かなシーンを置くことで、この作品は悲劇に終わらなかった。いかにもトルナトーレ監督らしい。そして、モリコーネの音楽がすべてを包み込みます。

イレーナを演じたクセニヤ・ラパポルトの熱演は、鳥肌が立つほど。モニカ・ベルッチのマレーナ役もすごかったが、イレーナもすさまじい。



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