ドキュメンタリー映画「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」

  • 2019.09.02 Monday
  • 21:05

 

 

19世紀末のオーストリア・ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレの没後100年にあわせて2018年に製作されました。テレビのドキュメンタリー番組を手がけてきたミシェル・マリー監督の映画初監督作品です。

 

 

 

クリムトとクリムトを師と仰ぎ支援されたエゴン・シーレは、それまでの絵画とは異なる斬新な作品を生み出します。しかし、二人は、2018年のスペイン風邪の流行で、相次いで死んでしまいました。

 

クリムトの絵画はたくさんの金箔を使い、官能的ですが、死の香りが充満しています。シーレの絵画は歪んだ身体にエロスとタナトスが漂っています。映画の中では触れられていませんでしたが、シーレの画風はゴッホやムンクの影響を受けています。

 

19世紀末から20世紀初頭にかけては、精神医学者ジークムント・フロイトの精神分析が注目され、無意識に関心が集まりました。クリムトとシーレの作風も、そうした時代の雰囲気が大きく影響しています。その流れは、現代にもつながっています。

 

著名な芸術家や歴史家たちが、次々に作品の魅力を解説します。アルベルティーナ美術館、オーストリア絵画館、美術史美術館、分離派会館、レオポルド美術館、ウィーン博物館などの絵画が、矢継ぎ早に紹介されます。

 

ゆったりと大画面で作品を見せていくというスタイルではなく、たえず関心をひきながら慌ただしく進んでいきます。テレビの美術番組のようでした。ただ、新しく知った事実が多く、クリムトやシーレの作品の細部を大写しで鑑賞できたので、満足しています。


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