映画「ブラック・クランズマン」

  • 2019.04.30 Tuesday
  • 21:19



「ブラック・クランズマン」は、スパイク・リー監督、脚本、製作の作品です。1970年代、黒人刑事が白人至上主義団体 KKK(クー・クラックス・クラン)に潜入捜査した史実を克明に描いたノンフィクション小説を、映画化しました。

 

2018年、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールに次ぐグランプリを受賞しています。今年の第91回アカデミー賞では、脚色賞を受賞しました。

 

スパイク・リー監督の代表作「マルコムX」(1992年)で主演を務めたデンゼル・ワシントンの息子ジョン・デヴィッド・ワシントンが、主人公のロン・ストールワースを演じています。

 

過激な団体クー・クラックス・クランに潜入することは、きわめて危険な行為です。黒人刑事ロン・ストールワースは、電話で言葉巧みに人種差別主義者をだまし、ユダヤ人の同僚刑事フィリップが実際に団体のメンバーになります。クー・クラックス・クランはユダヤ人も差別していたので、フィリップは自分がユダヤ人であることを強く意識し始めます。

 

軽妙なタッチと手に汗握る緊迫感。ユーモアを交えながらスリリングに描くスパイク・リー監督の力量はさすがです。物語は、ある意味痛快な形で終わりますが、監督は最後に現代も続いている深刻な対立を突きつけます。

 

映画の中では「ブラック・パワー」「ホワイト・パワー」という言葉が飛び交います。肌の色が決定的な対立のように描かれます。しかし、外見による人種という分類は、遺伝子レベルでは全く意味がないことが分かっています。

 

黒人と白人の遺伝子の違いは、黒人の中での遺伝子の違いよりも、遥かに少ないのです。そのような科学的な事実を知ることも、人種という凝り固まった考えを改めるきっかけになると思います。


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