映画「ボヘミアン・ラプソディ」

  • 2018.11.26 Monday
  • 21:34


 


「ボヘミアン・ラプソディ」は、ロックバンド「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さで亡くなったフレディ・マーキュリーを描いた伝記映画です。

 

クイーンの現在のメンバー、ブライアン・メイとロジャー・テイラーが、音楽総指揮を担当し、楽曲にはフレディ自身の声を中心に使っています。

 

手拍子や声出し、拍手がOKの応援上映回に観ました。冒頭の20世紀フォックスのロゴが出るオープニング・ファンファーレが、すでにクイーンの演奏。満場の拍手で一気に盛り上がります。コンサートの場面では、会場が一体となって手拍子し、歌って、拍手しました。

 

興奮は、20世紀最大のチャリティーコンサート「ライヴ・エイド」での20分に及ぶ「クイーン」の再現場面でピークに達します。スタジアムを埋め尽くす7万5000人の観衆とともに、ライブ会場にいるような高揚感を味わいました。

 

クイーンのコンサートは、観客と一体になる参加型のコンサートでした。応援上映は、まさに参加型で劇場が一体になり、クイーンの映画にぴったりでした。この映画は、手拍子し、一緒に歌い、拍手ができる応援上映が、とても盛り上がる作品です。

 

映画は、無駄がなく、テンポ良く進みます。「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィ・ウィル・ロック・ユー」といった名曲が誕生する瞬間には、胸が熱くなります。

 

著名人の伝記映画は、苦悩と葛藤を過剰に描きがちです。その点「ボヘミアン・ラプソディ」は、人間ドラマとしての表現が浅いという批判があるかもしれません。しかし、抑制しつつちゃんと描いています。コンサートの熱狂とは対照的な、このさらっと感が、この作品の魅力でもあります。

 

フレディ・マーキュリーが親友として生涯愛したメアリー・オースティンとの距離感の表現も的確です。ストレートの女性とゲイの男性との友情関係という難しいテーマを、見事に描いていると思います。

 

着物や日本の陶器がさりげなく登場し、日本の文化に大きな影響を受けていたフレディを表現していた点が嬉しかったですね。言葉で説明されるよりも、ずっと良かったです。 

 

私にとってのクイーンは、フレディ・マーキュリーとともにブライアン・メイの存在が大きいです。1986年、ブライアン・メイは、本田美奈子のために複数の曲を提供し、プロデュースし、ギターを弾きました。私は、2005年に38歳で亡くなった本田美奈子をアーティストとして尊敬しています。

 

彼女は、活動した20年間でポップス、ロック、ミュージカル、クラシックを、それぞれの発声法で歌いました。様々なジャンルの歌を歌う歌手はいますが、自由に発声法を使いこなす歌手は、本田美奈子以外私は知りません。ブライアン・メイは、アイドル時代の10代の本田美奈子の歌を聴き、すでにクラシック的な曲を提供していました。先見の明、さすがです。


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