映画「馬を放つ」、遊牧民であるキルギスの現在

  • 2018.05.27 Sunday
  • 09:33


 

「馬を放つ」は、キルギスの映画です。キルギスは、中央アジアでシルクロードの要所として発展し、1991年にソ連から独立した国です。遊牧民であるキルギスの現在を知ることができる作品です。丹念に日常生活を描いています。アクタン・アリム・クバトが、監督と主演を兼ねています。

 

「馬は、かつて人間の翼だった」という言葉が登場します。騎馬遊牧民を先祖に持つキルギスで特別な存在だった馬を通じて、現在のキルギスが抱えている問題があぶり出されます。

 

「ケンタウロス」と呼ばれる寡黙な男が主人公です。彼は、夜になると馬を盗んでは野に解き放っていました。ある日、馬を盗まれた権力者が、犯人を捕まえるために罠を仕掛けます。

 

近代化、商品経済の普及と伝統文化の対立が描かれているものの、浸透するイスラム教との価値観の違いが強調されていたのには、はっとさせられました。

 

クバト監督は、日本公開に合わせて来日し「今は、ハリウッド映画の力が圧倒的です。ロシア映画もあります。残念ながらアンドレイ・タルコフスキーが残したような素晴らしい映画は少なくなっています」と現在のキルギスの映画事情を話していました。

 


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