映画「ラッキー」、実に味わい深い作品

  • 2018.05.27 Sunday
  • 09:31


 

「ラッキー」は、俳優として活躍してきたジョン・キャロル・リンチが監督した映画です。主演のハリー・ディーン・スタントン自身の姿に重ねて、偏屈なアウトローが人生の最後にある境地に達するまでを描いています。

 

スタントンは、「パリ、テキサス」「エイリアン」で有名な俳優です。2017年9月15日に91歳で亡くなっています。「ラッキー」は、遺作です。

 

90歳の無神論者ラッキーは、アパートで一人暮らしを続けています。なじみのカフェでコーヒー片手にタバコを吸っています。バーではカクテルを飲み、常連客たちと時間を過ごします。しかしある日、彼は突然意識を失います。原因は不明でしたが、人生の終わりが近いことを実感し、死について思いを巡らせます。 

 

淡々とした展開が続きますが、アッと驚く場面が登場し、思わず身を乗り出してしまいました。ラッキーの長い人生での蓄積と才能が垣間見えます。

 

ハリーの現実の友人であるデヴィッド・リンチ監督が、主人公の友人役で出演しています。彼が話す家出したリクガメの話は最初は滑稽に聞こえますが、次第に胸を打つ内容に変わります。映画の最初に、リクガメが荒れ地をゆっくりと移動するシーンがあったことを思い出します。

 

実に味わい深い作品でした。

 


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