映画「娼年」、最初は驚きますが、次第に少し滑稽に

  • 2018.05.27 Sunday
  • 09:27


 

「娼年」は、三浦大輔監督。R18+指定。今年2018年の日本映画最大の事件と呼ばれています。大半が過激で激しいベッドシーンです。最初は驚きますが、次第に少し滑稽に見えてきます。

 

原作は、石田衣良の2001年の小説「娼年」。当時は、かなり話題になりました。今思うと、20世紀の感性、身体観に基づいているように思います。1970年代の身体観が濃厚です。

 

いまは、さらに感性、身体が多様化、多層化していると思います。ただ、私たちの底に眠っている欲動に気づかせてくれます。

 

主人公リョウを演じているのが松坂桃李。私が観たときは、観客は9割方女性でした。「彼女がその名を知らない鳥たち」でも、それまでのイメージを一新する役で驚きましたが、今回は捨て身と表現できるほどのハードな役柄です。

 

登場する俳優たちは、皆熱演していますが、リョウの最初の客となる女性・ヒロミを演じた大谷麻衣が、最も印象に残りました。オーディションを受けたときは、事務所にも入っていませんでした。その独特な存在感は、この作品にぴったりでした。

 

さまざまな女性のセクシャルファンタジーを全肯定しているように見えますが、過激な表現の割には、空虚にも感じます。切実なようで空虚感が漂います。いろいろ複雑な思いで、映画を観続けました。

 


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