実在の球団経営者ビリー・ビーンの生き方を描いた映画「マネーボール」

  • 2015.12.15 Tuesday
  • 19:57




「マネーボール」の監督は、「カポーティ」でアカデミー監督賞にノミネートされたベネット・ミラー。メジャーリーグの選手から球団アスレチックスの経営者になった実在の人物ビリー・ビーンの生き方を描いた作品です。

2002年「マネーボール理論」を導入してチームの変革を行い、公式戦20連勝を記録しました。短気だけれど自らの信念を貫き通すビリー・ビーンを、ブラッド・ピットが演じています。元野球選手たちが選手役で出演し、リアル感があります。

ビリー・ビーンは、データ分析が得意なピーター・ブランドと出会い、これまでの常識にとらわれず低予算で強いチームを作る方法を考え出します。野球界の伝統を重んじるスカウトマンは、猛反発しますが、チームはやがて連勝し、注目されます。そして、レッドソックスのオーナーから史上最高額でのGM就任のオファーを受けます。

個人の「出塁率を最も重視する」方針が、野球というチームプレーで絶対とは言えませんが、低予算で埋もれた戦力を得るという先駆的なデータ野球だと思います。ただ、その理論が注目されると、結局はデータ分析に基づく判断が一般化し、裕福な球団が優秀な選手を獲得することになります。

ビーンはレッドソックスに行きませんでしたが、レッドソックスはビーンの理論を使ってワールドシリーズを制覇し、理論の正しさを証明しました。ハリウッド映画らしくないほろ苦い結末ですが、お金に左右されない生き方を選んだビリー・ビーンに共感します。

ビリー・ビーンは、その後「マネーボール理論」を医療制度やサッカーに導入します。個人的には、そこまで描いてほしかったなと思いました。



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