原田芳雄の遺作として、あまりにも出来過ぎている映画「大鹿村騒動記」

  • 2015.12.15 Tuesday
  • 16:52




札幌のシアターキノで、追悼上映「原田芳雄アゲイン1」が、2011年11月19日から25日までありました。

原田芳雄自身が発案し、キャスティングをそろえた「大鹿村騒動記」が、原田芳雄の遺作として、あまりにも出来過ぎていることについては、多くを語りませんが、本当によくできた作品でした。

300年以上伝統行事の大鹿歌舞伎をまもりつづけてきた大鹿村を舞台にしています。

農村の若者離れ、外国人就労者、公共事業誘致、認知症、性同一性障害、戦争の傷跡など、深刻な問題も盛り込んでいますが、映画は軽妙な喜劇に仕上がっています。

名優たちの掛け合いに笑い続けました。少しひいた位置にいる父親役の三國連太郎は、素晴らしく枯れた演技をみせてくれました。

面白くて、奥行きがあって、ラストはハッピーエンドにせず、とぼけて突き抜けています。原田芳雄の遺作というだけでなく、作品としても傑出しています。



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