日本の最初のマラソンは、1909年3月21日
- 2016.09.13 Tuesday
- 07:46
日本の最初のマラソンは、1909年3月21日に開催された「マラソン大競争」です。兵庫県神戸市兵庫区の湊川埋立て地をスタートし、大阪市の西成大橋(現淀川大橋)にゴールするという距離約32kmの片道コースでした。優勝者は岡山県在郷軍人の金子長之助でタイムは2時間10分54秒でした。
日本が初めて選手を派遣した1912年のストックホルムオリンピックからマラソン選手(金栗四三)を送っています。1964年の東京オリンピックで円谷幸吉が3位銅メダル、1968年のメキシコオリンピックで君原健二が2位銀メダルになるなど、日本の男子マラソンは世界最高記録保持者を輩出しました。
1970年代後半から1990年代前半にかけて、宗茂、宗猛、瀬古利彦、伊藤国光、中山竹通、谷口浩美など、マラソン世界歴代10傑に名前を刻む選手を数多く輩出し、1991年の東京世界陸上で谷口浩美が金メダル、1992年のバルセロナオリンピックで森下広一が銀メダルに輝き、マラソン黄金時代を築きました。