除虫菊の粉末を練りこんだ蚊取り線香は1890年に開発

  • 2016.08.21 Sunday
  • 08:09


 

 

 

 

 

かつて日本においては、ヨモギの葉、カヤの木、スギやマツの青葉などを火にくべて、燻した煙で蚊を追い払う蚊遣り火という風習が広く行われていました。こうした蚊を火によって追い払う道具は蚊遣り具、または蚊火とよばれ、大正時代までは風習が残っていました。


現代において蚊の駆除器具として一般的に使用されているものとしては、蚊取り線香があります。ただしその歴史自体は非常に新しいものであり、和歌山県出身の上山英一郎が線香に除虫菊の粉末を練りこんだものを1890年に開発したのがその始まりです。


蚊取線香の防虫能力は高く、大正時代末には蚊遣り火や蚊遣り具にとってかわりました。ただし蚊取線香も火を用いることには変わりなく、安全性を高め灰の処理を容易にするために蚊遣器と呼ばれる陶製の容器に入れて使用することも多かったです。


1963年には防虫成分を電気によって揮発させ防虫効果を得る電気蚊取が開発され、煙や灰が出ないことなどから1970年代には普及し、従来の蚊取線香にとってかわりました。同時期にはスプレー型の殺虫剤や防虫剤も開発され広く使用されるようになりました。

 

 




 

 

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