エジプトでは、クレオパトラもエメラルドを愛用

  • 2015.12.05 Saturday
  • 08:00




エメラルドは、ベリル(緑柱石)の一種で、強い緑を帯びた宝石です。和名は、翠玉(すいぎょく)。内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識ともなっています。明るく濃い緑色のものが最上級とされています。

エメラルドは、硬度自体はかなり硬いですが、内部に多数の傷があるため、衝撃に極端に弱いのが特徴です。指輪の台に取り付けただけで割れることもあり、職人泣かせの石と言われています。

エメラルドの語源はサンスクリット語で「緑色の石」を意味する「スマラカタ」。ラテン語で「スマラグダス」と変化し「スマラルダス」という俗語に変わります。さらに古フランス語で「エスメラルド」に変化し「エメラルド」になりました。

エメラルドの歴史は古いです。ギリシア時代、アリストテレスの弟子テオフラストスの「石について」に登場し、エジプトの紅海に近い砂漠で発見されたといいます。

プトレマイオス朝エジプトでは、クレオパトラもエメラルドを愛用し、シーザーは治療のためにたくさん集めたと伝えられています。このことから富と権力の象徴でもあったとされていました。

ローマ帝国時代のプリニウスの「博物誌」では、エメラルドはダイヤと真珠に次ぐ、第三位の宝石とされています。皇帝ネロはエメラルド製のモノクルを所有していたと伝えられています。ポンペイなどの遺跡からは、エメラルド製品がよく出土します。

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