真珠は、有機質とアラレ石の薄層構造を持つ生体鉱物

  • 2015.12.04 Friday
  • 07:57




真珠は貝の体内で生成されるため、生体鉱物(バイオミネラル)と呼ばれています。貝殻成分を分泌する外套膜が、貝の体内に偶然に入りこむことで天然真珠が生まれます。成分は貝殻と同じです。

真珠層は、カルシウムの結晶(アラレ石)と有機質(タンパク質コンキオリン)が交互に積層しています。有機質とアラレ石の薄層構造で「多層膜干渉」現象がおこり、真珠特有の虹色が生まれます。

真珠は、「月のしずく」「人魚の涙」と呼ばれて、世界各地で古くから宝石として珍重されてきました。その希少性から薬としての効能が期待され、服用される例もあります。

真珠は、エジプトでは紀元前3200年頃から知られていました。クレオパトラが酢に溶かして飲んでいたと伝えられています。中国では紀元前2300年、ペルシャで紀元前7世紀、ローマでは紀元前3世紀から真珠が用いられていたという記録があります。

スペイン人がアメリカ大陸を侵略していた時、ベネズエラという真珠の一大産地を発見しましたが、採掘のために現地の先住民を酷使し、絶滅させてしまいました。

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