札幌国際短編映画祭2014・インターナショナル部門

  • 2015.12.03 Thursday
  • 07:35




札幌国際短編映画祭2014のインターナショナル部門のプログラムです。

I-A女性におすすめ・プログラム
センスの良い作品が集められています。「バターランプ」(ウェイ・フゥー監督、2013年、16:00)は、チベット遊牧民の写真撮影風景。淡々とした展開ですが政治社会的な問題が浮き彫りになります。最優秀監督賞に輝きました。

I-B様々な出会い・プログラム
「私たちの受難」(トーマシュ・シリヴィンスキ監督、2013年、27:32)は、先天性の呼吸障がいCCHS(別名、オンディーヌの呪い)を持つ子供との生活を追ったドキュメント。

I-C心の神秘プログラム
「想定外の飛躍」(クリストフェル・ルス監督、2013年、13:00)は、高層ビル屋上でのブラックコメディ。

I-D喜怒哀楽プログラム
「ファー・ウエストー真の西部劇」(ウェスリー・ロドリゲス監督、2013年、18:25)は、スピード感あふれるアニメ。この切れ味はなかなかのものです。「夢なしでは生きられない」(キン・ロン・チャン監督、2013年、30:00)は、観客を感動させる役者を夢見る照明係の青年を描きます。監督自ら主演し熱演を見せます。

I-Eイマジネーションの扉・プログラム
様々なタイプの作品がまとめられています。どの作品も面白いのですが、抜きん出た作品はありませんでした。

I-F映画好きもびっくり・プログラム
「ストーリー・オブ・レボリューション」(マシュー・ヴァンダイク監督、2013年、14:29)は、シリア革命のドキュメンタリー。壮絶な映像の後に、強烈な皮肉が語られます。「ハバナ」(エドゥアール・サリエ監督、2014年、22:00)。作品部門のグランプリです。外国人部隊に制圧されたハバナが舞台。ドキュメンタリー・タッチで進むうちに予想外の映像が展開されます。ただ、そのアイデアに事前に気づいたので、驚きは少なかったです。

I-G不思議/好奇心プログラム
私にとっては、傑作ぞろいでした。「ビューティー」(リノ・ステーファノ・タジャフィエッロ監督、2014年、9:49)は、お気に入りの監督の新作。古典絵画がわずかに動くことで魔術的な官能美が生み出されます。その美しさに酔いました。

「ミルキー」(アンドレ=アン・ルセール監督、2014年、14:42)は、監督が目指したように五感全てを刺激する作品です。もう一捻り欲しかったです。「マイ・フレンド・ニーチェ」(ファウストン・デ・シルバ監督、2013年、15:00)は、ルーカス少年が偶然拾ったニーチェの「ツアラストラは各語りき」を何度も読み込みます。神の死後の超人思想を広めて、少年たちの共感を呼び危険視されます。次に拾ったのはマルクスの「共産党宣言」でした。

「陰の断片」(オリヴィエ・スモルダース監督、2014年、28:00)。写真家オスカー・ベネデックOskar Benedekの歴史と作品を追った作品。ショッキングな場面があるということで、数人の観客が上映前に退席しました。極めて重要な作品でした。隠された歴史の素肌に触れたようで、魂を揺さぶられました。

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