札幌国際短編映画祭2014・フィルムメーカー部門

  • 2015.12.03 Thursday
  • 07:14




2014年10月8日から13日まで開かれた札幌国際短編映画祭2014で、エントリー作品を中心に作品を見ました。多彩な作品を楽しみました。フィルムメーカー部門から。2014年はカナダ、韓国、イギリス、日本の4か国から4名の監督。映画監督が自分自身の作品を複数本選んで応募出来る、世界でも珍しいエントリー方式です。札幌国際短編映画祭らしい取り組みです。

F-Aプログラム
ソル・フリードマン(カナダ)監督の才能には、舌を巻きました。「じゅんこの三味線」(2010年、10:25)は、ユニークな様式美にあふれた労作。「アンドロイドのラブソング」(2012年、11:00)は、あっと驚くロボットもの。しかし、このロボットが活躍します。「40日」は、ノアの方舟を風刺したすさまじくブラックな作品。

チョン・ジヨン(韓国)監督。抜群の感性と映像センスを持っています。終わり方の見事なこと。少女漫画的味わいも、監督の容姿とマッチしています。「春に咲く」(2008年、20:00)は、思春期の少女の病的な潔癖性を繊細かつ大胆に描いています。「The Boy」(2013年、12:30)は、少年病という日本語のタイトルも素敵です。すごくよく分かります。「バースデイ」(2013年、25:00)の姉の誕生日に集まった人間関係の機微をすくい上げる手腕の確かさ。老練とも言える終わり方が素晴らしいです





F-Bプログラム
クリス・シェパード(イギリス)監督のアニメ作品「私は誰?何が欲しい?」は、どぎつ過ぎて評価が分かれるでしょう。しかし「リンガー」(2013年、17:00)は、実写とアニメが絶妙にマッチしています。グランプリを受賞しました。

A.T.(日本)監督は、映像が尖っていて、とにかくかっこいいです。 「シリコン;ブートドライブ」(2013年、9:30)は、サイバーな魅力です。「ストロボ」(2014年、23:55)は、ユーモアを交えた見事なドラマに仕上がっています。幅広い才能を感じます。

次は、ファミリー&チルドレン・プログラム。子供たちと一緒に、最高水準のアニメを観ているという実感があります。
「陽なたのアオシグレ」は、石田祐康監督作品。奔放な想像力と確かな技術に、感心しました。これからが楽しみな20代の若手監督です。

「ダム・キーパー」は、ピクサーで働いていた堤大介監督、ロバート・コンドウ監督の作品です。町を公害から守るため、毎日風車を回す子ブタくん。しっかりしたストーリーと高い水準のアニメ表現に、新しい可能性を感じます



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