映画「ピアノ・レッスン」、女性初のカンヌ映画祭パルム・ドール受賞作

  • 2016.02.14 Sunday
  • 22:17




19世紀のニュージーランドを舞台に、ピアノの音を言葉とする女性と、原住民マオリ族に同化した男性との狂おしい恋愛劇。ジェ−ン・カンピオン監督の「ピアノ・レッスン」(1993年。フランス・ニュージーランド・オーストラリア合作)は、第46回カンヌ国際映画祭のパルム・ドールを受賞しました。女性初のカンヌ映画祭の大賞受賞です。純粋で剥だしの情念がぶつかり合っていますが、不思議な静謐さも漂っています。

グリ−ナウェイの映画では、神経を逆撫でする音を響かせていたマイケル・ノイマンは、ここでは官能の高まりを繊細に奏でています。出色の映画音楽です。しぶきを上げる荒れた海など、自然描写も圧倒的に美しい。

話すことを断念した主人公と9歳の娘の関係、新しい夫と先住民との関係。言葉ではほとんど説明していませんが、細部にさりげなく表現されています。それぞれのシーンは、美しく根源的です。



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