映画「クリムゾン・リバー」、多彩な見せ場を盛り込んだフランス映画

  • 2016.01.19 Tuesday
  • 09:34




「アサシンズ」のマチュー・カソヴィッツ監督が、苦みのきいた娯楽作「クリムゾン・リバー」(2000年。フランス映画)を作り上げました。山岳アクション、猟奇的殺人ミステリー、閉鎖的な大学空間。この意外な組み合わせによって「クリムゾン・リバー」は、スリリングな展開をみせます。

たるみのない展開と力強い映像は見ごたえ十分。こんなに多彩な見せ場を盛り込んだフランス映画は珍しいです。ハリウッドなら評価しませんが、フランス映画の今後にとっては大きな意義があります。

映画はタイトルから衝撃的。無数の裂傷を負い、腐敗しかかった死体がクローズアップでなめるように描かれていきます。あまりにリアル。あまりにショッキング。「セブン」(デビッド・フィンチャー監督)と違い、実に即物的な描写です。監督の強引にして魅力的な映像が幕を開けます。

ジャン・レノとヴァンサン・カッセルが刑事役で登場します。レノの独特の存在感は謎に包まれた物語にぴったり。ヴァンサン・カッセルは、息を飲むような武術を見せます。実際に鼻を骨折したほどの熱演。ナディア・ファレスは、難しい役で今後の飛躍を予感させます。そして、娘をひき殺され発狂した母親役を、かのドミニク・サンダが演じていたのは、思わぬ拾い物でした。



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