映画「小説家を見つけたら」は、「グッド・ウィル・ハンティング」に及ばない

  • 2016.01.18 Monday
  • 20:27




傑作「グッド・ウィル・ハンティング」のガス・ヴァン・サント監督による「小説家を見つけたら」(2000年)。青年の天才的な才能に気付いた大人が、その才能を伸ばそうと交流を深めるという筋書きは似ています。しかし、前作のような細部の工夫が乏しいので、感動には導かれません。

文学や音楽の使い方が、いかに巧みでも、脚本の弱さは隠せません。天才青年が16歳というのも、やや無理があります。せめて18歳でなくては、あの熟達の文章にリアリティがありません。

隠とん生活をしている小説家をショーン・コネリーが演じています。さすがに堂々としています。青年の才能をつぶそうとするクローフォード教授をF・マーリー・エイブラハムが演じているのも見ものです。「アマデウス」でのモーツアルトをつぶそうとするサリエリ役が、強烈に脳裏に焼き付いているからです。ただ、この作品では彼の内面にまで視線が届いていません。そして、ベテラン二人と互角に張り合ったのが新人ロブ・ブラウン。最大の収穫かもしれません。



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