映画「サトラレ」、本広克行監督らしく、ほどよいスパイスで味付けし、笑いと涙をブレンド

  • 2016.01.18 Monday
  • 16:28




「サトラレ」(2001年)は、本広克行監督作品です。チラシに「泣きのエンターティンメント」というコピーが付けられていますが、まさにその通りです。青年の清らかな心に触れて、泣くことができたという満足に浸ることができます。

「考えていることがすべて患者に伝わってしまう医者がいたら」というドリフターズのコントのようなアイデアですが、その人物に真実を知られないために国家政策として24時間監視し保護しているという、荒唐無稽な設定です。さすがは本広克行監督、ほどよいスパイスで味付けし、笑いと涙をブレンドしていきます。

主人公の安藤政信が、ピュアな青年を好演しています。この年頃の男性は、もっとHだと思うのだけれど、それを言い出すと全体が崩れるから大目に見ましょう。私は、「バトル・ロワイアル」(深作欣二監督)での、一言も話さず、ひたすら殺人の快楽を追い求めていた桐山役との対比を楽しみました。すべてが対照的で驚いてしまいます。こういう偶然も面白いです。

鈴木京香は、コミカルとシニカルを使い分けられる女優に育ちました。そして、ベテランの八千草薫。穏やかな表情が年を取っても美しい。



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