イエネコの睡眠時間は人間に比べて長い
- 2017.02.22 Wednesday
- 07:53
初めて人に飼われた猫から現在のイエネコに直接血統が連続しているかは不明確です。最古の飼育例は、キプロス島の約9,500年前の遺跡から見出されます。今日のイエネコの直接的・系統的起源は不明ですが、紀元前3000年の古代エジプトで固定化されたと言われています。
猫の語源が「寝子」であるという説もあるほどにイエネコの睡眠時間は人間に比べて長いです。一般的に、ネコは一日の大半を寝て過ごすと言われています。ネコの飼い方の本などでは、一般に「14時間程度」とか「16時間程度」と解説されていることが多いです。
睡眠時間が長い傾向にあるのは、ネコ科の動物、肉食動物に共通して見られる傾向です。食物は草食動物の場合と比べて高カロリーであり、一度食物を得るとしばらくは食べる必要が無いため、何もしない時間帯は寝る事でカロリーの消費を抑えていると考えられています。
猫は長いものでは1日あたり20時間ほどひたすら眠り続けます。ペットとして飼われているネコは餌を探しにいく必要がなく、安全な寝場所も確保されており、特に何をする必要もないため安心して眠り続けます。
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