電子書籍の購入額は、今後紙の書籍を上回ると思いますか?

  • 2015.11.24 Tuesday
  • 14:18




Twitterで、「電子書籍の購入額は、今後紙の書籍を上回ると思いますか?」と質問しました。1,993人が回答してくれました。「やがて上回る」は47%にとどまり、将来も「上回ることはない」が53%と、過半数を占めました。Twitterユーザーでも、電子書籍に厳しい見方をしています。

2015年7月発表の「電子書籍ビジネス調査報告書2015」によると、有料電子書籍利用率は前年比3.1ポイント増の13.5%となっています。無料の電子書籍利用者は15.8%で、電子書籍の経験者は合計29.3%です。

2013年度推計によれば、日本の電子書籍市場規模は936億円、電子雑誌市場規模は77億円で、合計した電子出版市場規模は1013億円になりました。

2013年の紙版書籍市場は7851億円、紙版雑誌市場は8972億円です。紙版+電子版の書籍市場は8787億円、雑誌市場は9049億円。構成比率は電子書籍10.7%、電子雑誌0.9%。電子書籍と電子雑誌を合わせた電子出版物は5.7%にとどまります。

アメリカの電子書籍市場における出版社の出荷総額は約3000億円で、出版市場全体における構成比は約20%に上っています。電子書籍の割合は、すでに無視できない規模になっています。

電子書籍は、データを買うのではなく、データへのアクセス権を買うという仕組みです。現在、ほとんどの電子書籍にはDRMが施されています。サービス事業者が認めた端末、環境でしか読むことができません。その事業者がサービスを終了してしまうと、アクセスの可能性が下がってしまいます。

今流通している「電子書籍」は、ほとんどが紙の書籍をデジタルにしただけのものです。それでも、便利ですし、単語検索をしたり、リンクからネットに移動したりできます。所有するのではなく、サービスを利用していると考えれば、気持ちよく使えると思います。

コミックや雑誌や実用書などは、手軽に買えて置き場所に困らない電子書籍スタイルが便利な分野ですが、長く保存しておきたいような本は、紙の書籍が求められるでしょう。

電子「書籍」と、書籍という名前がついていますが、電子書籍の国際規格はインターネット記述言語HTML5と基本的に同じです。つまり、アプリから動画から、何でも組み込める可能性を持っています。

今は、アナログなものをデジタルにコピーしているケースが多いです。デジタルデータ本来の可能性は、まだまだ組み尽くされていません。むしろこれから可能性が開花します。電子書籍は、様々なメディアが融合再編される過程の本からのアプローチの一つだと思います。
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これからの可能性について。電子書籍は、出版されて終わりではなく、読者の人たちや作家本人の意見交換や交流の場になるという可能性を秘めています。この中で、続編や増補版が売られたり、無料でアップデートされたり。従来の書籍のイメージを超える「書籍2.0」です。  

薔薇と出会うたびに、その美しさに魅せられ、多彩な表情に驚きます

  • 2015.11.23 Monday
  • 12:55



薔薇と出会うたびに、その美しさに魅せられ、多彩な表情に驚きます。この絵画集は、日々の薔薇との対話から生まれました。
薔薇の秘められた表情を描いた画集「薔薇の表情」Kindle版です。
http://www.amazon.co.jp/dp/B0181ZPFRS/

薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇薔薇

有料の電子書籍、普及せず

  • 2015.11.17 Tuesday
  • 18:40

「有料の電子書籍を、購入したことがありますか?」という設問の投票をTwitterで実施しました。
3,020人が回答し、「ある」は34%にとどまりました。2010年の電子書籍元年から5年。有料の電子書籍は、なかなか普及しません。ただ、無料の電子書籍を読んだことのある人は多いと思います。

電子書籍は、アプリをインストールすれば、スマートフォン、タブレット、パソコンで読むことができます。専用の端末は必要ありません。

電子書籍の歴史は、かなり長いです。1985年のCD-ROM「最新科学技術用語辞典」(三修社)が、日本最初の電子(デジタル)書籍だといわれています。

1990年、ソニーはCD-ROMで提供された書籍を読む専用端末「Data Discman DD-1」を発売しました。世界初の書籍リーダー専用機です。

1991年、Macintoshは当社初のノートパソコンPowerBookシリーズを発売し、最上位機種170に書籍リーダー機能を搭載しました。アメリカ初の書籍リーダーとされています。

1993年、フロッピーディスク(FD)に書籍を搭載した様々な電子書籍が登場し、新しい出版形態として注目されました。

1996年、電子書店のパピレスが始まりました。書籍をオンライン決済で購入しパソコンにダウンロードする日本初の電子書籍販売サイトです。私も、利用しました。

1997年、インターネットの電子図書館・青空文庫が始まりました。私は、いまでも大変お世話になっています。


1999年、シャープ「ザウルス文庫」が始まりました。携帯情報端末PDAザウルスに電子書籍を配信するサービスです。日本語特有の機能を考慮したXMDFという電子書籍フォーマットを開発しました。

2000年、角川書店、講談社、光文社、集英社、新潮社、中央公論新社、徳間書店、文藝春秋が共同で「電子文庫出版社会」を設立しました。

2004年、日本では携帯電話向けの電子書籍配信サイトが急速に増加しました。2009 年では、携帯電話向け市場が全体の89%を占めるまでになりました。

2007年、Amazonが電子書籍用端末「Kindle」を発売しました。アメリカで電子書籍ブームが起きました。2010年には、電子書籍サービス「Kindle store」の売り上げが、ハードカバーの書籍を上回りました。

2012年10月25日、日本版の電子書籍Kindleストアが開設しました。電子書籍を直接出版できるKindleダイレクト・パブリッシングもスタートしました。2013年5月7日、私もKindleダイレクト・パブリッシングで電子書籍の出版を始めました。Amazonで「俵屋年彦」で検索できます。http://www.amazon.co.jp/dp/B0181ZPFRS/

電子書籍は、紙の書籍と対立するものではありません。それぞれの良さを生かして使い分けることが大切です。雑誌は、発売日の地域差がなく保存もしやすいので電子書籍向きだと思います。

画集「薔薇の表情」をKindleストアから出版

  • 2015.11.16 Monday
  • 21:43



薔薇をテーマにした電子書籍の画集「薔薇の表情」を、Kindleストアから出版しました。

 薔薇たちの、さまざまな表情をお楽しみください。
 あなたの知らない表情に出会うかもしれません。
 http://www.amazon.co.jp/dp/B0181ZPFRS/
 







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